BME680で温湿度・気圧計の作成(2) 回路の動作確認〜今回は動きませんでした…。
◯やりたいこと
(1)で検討した回路をブレッドボード上に仮組みし動作確認する。
◯やったこと
・組立て
今回の主用部品はこの4つ。
秋月電子で購入したWROOM-02とSSD1306使用のOLED、ストロベリーリナックスで購入したBME680とMCP1640利用のDCDCコンバーター。これらを動作確認用にミニブレッドボード上に組み立てていきます。
ジャンパ線で配線をし、
DCDCを取り付けたところで
配線のチェックを兼ねながら出力電圧を3.3Vに調整します。
無負荷時の消費電流は30〜60μA。カタログスペック通りの値です。
その他の配線に間違いがないことを確認した後 BME680、
WROOM-02、
OLEDをセットすると
BME680による温湿度・気圧計の実験機が完成。相変わらず出っ張り引っ込みが多い点が特徴です。
・動作試験→動作せず
BME280用に作成したスケッチをBME680用に書き直し、さっそくESP8266に書き込んで意気揚々と電源オン。
あれっ。…動きません。残念ながら一発動作とはいかなかったようです。電流が無駄に128mAも流れています。うーん。
まあ「よくある事さ」と素早く気持ちを切り替えすぐさま動作不良の原因追求に入ります。最初はハードウエアのチェックから。
DCDCコンバーターの出力電流に多少の不安があったため最初に電源を疑ったのですが、WOOM02にLチカを書き込んで走らせたところ無事動作。
「おっ、大丈夫じゃん。」
WROOM-02起動時の電気大食いモードに対しDC-DCコンバーターは無事対応してくれている様です。ただやはり出力電流に多少不安があるので後ほどスーパーキャパシタをはさむ形でいろいろやってみようと考えています。
続いてOLEDの動作チェック。OLEDのテストスケッチを書き込んで走らせたところこれまた無事動作。
うーむ。
これでI2Cラインも正常に動作している事を確認できました。どうやらハードウエアには問題がなさそうです。犯人はスケッチにいそうな感じです。
デバッグ用の道具をハンダゴテ・ラジオペンチからiPadに持替え目を皿にしてバグ取りに入ります。
〜 つづく 〜