火の付きにくい豆タンにアルコールジェル系の固形燃料で簡単に火をつける方法。
やり方は簡単、写真の通り。
アマゾンで売っていたアミ付きポケットストーブを断熱用の鍋敷きの上に置き、簡単に移動できるようステンレス製のお盆にのせます。
15gサイズの固形アルコール燃料を
2段重ねにして30gにしたものをセットし
マメタンをのせ火をつければ20分で火がつきます。
この時火とマメタンが十分近くにある事がコツなようです。
片面をじっくり15分ほど焼けば真っ白に焼き上がりますので残り5分でもう一面を焼きます。
マメタンが十分高温になっているので2面目はすぐに火が付き早々と真っ白になってくれます。
ノーマルマメタンはマッチ一本で着くスーパーマメタンと違い火の持ちがよく、スーパーマメタンの12〜16時間に対し24〜28時間と2晩布団の中を暖めてくれます。値段が安上がりな上に火の持ちがいいのでダブルでお得です。
ちなみにマメタンアンカを早く暖めたい場合は固形燃料をもう一個使って追加焼きすれば火の入り方が深くなり早く熱くなります。
・ガスと風
マメタンは着火時に有毒ガスを出すので外部の換気の良い場所で火をつけるのは鉄則です。ただ固形燃料は風に弱いためそのままだと火が風に流されうまく着火できません。ついたて等しっかりと防風対策が必要になります。燃料を2段重ねにするのは火力を強くして風に対抗するためです。防風対策がしっかりとれるのであれば、燃料の下に下駄を履かせ火をマメタンに近づければ一つでも火がつきます。片面一個づつ、二個で両面焼きが可能です。私はこの方式でやってます。
・おまけ
ノーマルマメタンの灰はスーパーマメタンに比べると柔らかくすぐに割れてしまいます。というか、スーパーマメタンの灰が固いんでしょうか。写真は着火から24時間たった豆炭。
灰がやわらかいので火鉢に移そうとした時に割れてしまいました。まだ火が残っていてアンカ自体も相当熱い状態です。
・おまけ2
豆タンは普段車庫に保管してあるのですが、普段使い用に火消しツボにいくつか入れて部屋に置いています。冬で乾燥が進むせいかパックマンモード、アッカンベー豆タンが発生します。
特に問題はないとは思うんですが…。
(写真はすっかり火がついたので家の中に持ってきた時の豆タンです。)