「えだまめ」しているラズパイ

30年ぶりに半田ごて握ってラズパイ勉強中。

電池で動かすBME280温湿度計(番外編) 電池交換なしで1年3カ月稼働中のロガー

◯やりたいこと

電池交換なしでの運用を目指し、太陽光パネル(PV)+リチウム電池で実験してきた温湿度・気圧・照度計ロガーの現状をレポートする。


◯やったこと

3年ほど前から実験を繰り返していた温湿度計ロガー、

greensoybean.hatenablog.com

PVとバッテリーの組み合わせをいろいろやってみた結果、現在では
太陽光パネル 秋月電子 1.15W (開放電圧 5V 短絡電流230mA)
リチウム電池 3.7V 900mAh
の組み合わせで落ち着いています。

太陽光パネルの裏にリチウム電池と充電モジュールテープで貼り付け、

携帯電話スタンドの上に

チョコンとのっけて使っています。

現在は子供部屋の出窓スペースに置いてあります。

当初はスタンドに直接取り付けた電池ケースにロガーをセットしてコンパクト運用していたのですが、やはり直射日光に当たる筐体に直接センサーを取り付けると測定温度と室温にかなりの乖離が発生してしまいました。

そこで現在は電源コードを延長し、ぬいぐるみ達の協力を得て日陰を作ってそこの状態を測定しています。

電源部はレースカーテンの向こうに置いて太陽の光を一身に受光中。

出窓スペースですので夜は部屋側のカーテンを閉めるため測定は出窓空間内の測定になっていますが、まあ乾電池なしで運用できるかどうかの実験が主目的ですのでたくさん置いてあるぬいぐるみ達の生活環境を計るという理由で現状維持しています。

◯やってみて

現在電池交換なしで全く手がかかっていない期間は1年3カ月まで伸びてきています。

データの欠落もなくほぼ運用上は問題ないのではと考えています。
今後はUSBケーブルのお古を使って電源を延長しロガーを室内側に持ってこようかと思っていました。

いずれにしてもWroom02+BME280+BH1750ロガーはお日様があれば電池なし運用が可能な事を実証できそうな感じです。