「えだまめ」しているラズパイ

30年ぶりに半田ごて握ってラズパイ勉強中。

ESP8266(WROOM-02) で WiFiマイクロターミナルを作る その(2)

◯やりたいこと

その(1)で作った実験機で動作確認をしたWiFi接続型マイクロコンソール、

今回は回路をユニバーサルボードに組み上げケースに実装していきます。

◯やったこと

・製作

製作に向けて部品を準備します。
WiFi運用を行うため、CPUモジュールは技適を取得しているWROOM-02を使います。

秋月電子からの購入品です。WROOMはI/O端子が多いのはいいのですがちょっとした小さな実験には大きすぎて少し不便な所があります。ましてWROOM32になるとさらに巨大化。技適を取ったESP-01サイズがあると超便利なのですが無い物ねだり。ESP-01を自由に使える海外のユーザーはいいなぁとよだれ垂らしてます。

組み上げるユニバーサルボードはこのケース用の秋月電子製タイプCボード。

その他の部品も準備して

フロント部品との取り合いをチェックしながら配置を決め

製作。

ちなみに裏面。

ディスクリートで組む部分は赤外線LEDのドライブ回路だけですので非常にすっきりした配線です。ちょっとした改造も考えているためまだランドの全てを半田付けしていません。

これをケースに入れ

フロントカバーとの取り合いをチェックしながら

組み上げます。


・動作チェック

組み上がったところで早速動作試験に入ります。
起動表示の後無操作時間10秒で時刻表示モードに入ります。

ここで我が家で走っているラズパイをメインとしたネットワークからコマンドを送信してみます。家のあちこちにあるラズパイ達はそれぞれに割り当てられた機能を実行するためコマンド待ちをしているのですが、今回のマイクロターミナルはこれらラズパイのネットワークに参加して情報を表示する担当を担ってもらいます。

1番目のRGB-LEDを緑に点灯させるコマンドを送ってみると

無事緑色が点灯します。

やり〜。
文字表示コマンドを送信すると

文字がきちんと表示されます。

順調、順調。
赤外線コマンドを送ってテレビや照明のオンオフも無事できましたし、SWに割り当てた赤外線コマンドでのオンオフも無事動作確認です。


◯やってみて

実験と称してハダカボードをテープで貼り付けて運用していた赤外線コマンドですが、

家族の中では格好悪いとえらい不評。今回のターミナルができたおかげでこの辺の苦情ほ多少減るかもしれません。またラズパイ達の状態表示機としても活躍してくれることも期待大。見やすいところに設置していろいろとやってみようと考えてます。