WROOM-02のIO16とリセット端子をチップ抵抗でつないでみる
◯やりたいこと
WROOM-02シンプル版ボードでディープスリープを利用するためのIO16端子-リセット端子接続を、普通のカーボン抵抗でなくチップ抵抗でつないでみる。
◯やったこと
コンパクト版のブレークアウトボード、
小さくてかなり便利なのですが、外部にIO16端子が出ておらずリセットと接続ができないのでデープスリープが使えないという致命的欠陥がありました。シンプル版と同じピン出力を持つESP-01も同じ問題をかかえていたのですが、世の中にはこれをクリアするアイデアを出している人達が結構いて、かく言う私もそのアイディアを拝借しESP-01でのディープスリーブ実験を行ってきました。
ものが変わりESP8266からWROOM-02になっても理屈は同じ、シンプル版でもブレークアウトボード上で直接抵抗でつないで運用していましたが
ふと「チップ抵抗でつないだらもっと見栄えがよくなるんじゃないだろうか。」
そこでWROOM-02のピン間隔を調べてちょうど合うサイズのチップ抵抗を準備。
2012サイズ1kΩ抵抗。これをカーボン抵抗の代わりにつけてみたところ
おぉ、ピッタリ。でっぱりがなくなり見た目もスッキリです。
これはいい感じ。
ちなみに取付けに際しては、抵抗ウラにある端子のハンダを吸い取り線でへこまし気味に吸い取っておくのがコツです。
◯やってみて
カーボン抵抗取り付けは結構面倒な作業だったため何となく気が進まずになかなかディープスリープ可能なシンプル版の増産ができなかったのですが、チップ抵抗にしたら超簡単、すぐ作ることができるようになりました。
おかげ様でチップ抵抗版の温度計ロガーを大増産できています。
(↑とは言ってもまだ2個しか作ってませんけど…)